ある日起こった母の介護

はなやかではないけれど、30代後半になったわたしはこのまま今の生活が続くのかなと漠然と思いながら生活していたある日、わたしに起こった母の介護。

戸惑い試行錯誤しながらも、自分らしく生活することを忘れずに母と過ごす毎日と人生半分くらいを過ごしてきた自分なりの工夫や趣味のことを綴っております。

こんにちは、はじめまして、わたしは”ぞう”と言います。40代も中盤、そしてひとりっ子のもう若いというにはおこがましい年齢です。

わたしのブログに興味を持ってくださりありがとうございます。ブログのタイトルの「こぞう」は昔あだ名で「ゾウさん」とそう呼ばれていたことがあったので、ブログタイトルにしました。

”こぞう(小象)”はわたし、”ことり(小鳥)”は母のイメージです。同居をし、介護をしながら2人で暮らしております。

このブログは、母とわたしの介護の日記として、そして40代独身である私の生き方がこんな生き方もあるんだ、なんて思っていただけたらと思って書き始めることにしました。

人それぞれ生き方、生活の仕方がある、そして介護もまたマニュアルではない毎日が発見と驚きと試行錯誤の毎日。自分自身が老後ということを深く考えるようになった母の介護から、生活や介護の自分なりに見つけた工夫などをここに綴っていけたらと思っております。

現在は派遣というスタイルで働きながら、母80歳を実家でひとり介護を行なっています。介護は時にとても孤独ですよね。そして人によってとても複雑で同じようにはいかない。色々な人の経験を参考に、私も日々奮闘中です。

何もないは幸せなこと

わたしが40代手前まで、母も年齢の割りに病気もなくて、近所の人からも若いわね〜〜なんて言われる母で世話好きな部分もあって、体操や絵画、習い事のあとは友達とランチ、自宅では編み物など趣味が多く、私が相手をしなくても実家にいなくても一人で気ままに過ごしている母でした。

それが、78歳の時にアルツハイマー認知症が発覚したんです。

お恥ずかしい話、長期出張などもしていた私ですが基本実家暮らし。夜ご飯や時にはお弁当もよく作ってもらってました。日々大きな変化はないけれど穏やかにゆったり過ごしてたのです。

でも、その日は急に(実際は予兆はあったのだと思います)やってきました。。。

様子がおかしいよ

きっかけは、近所のお友達の一言からでした。いつも夕方に歩きに行く近所のKさんから言われたのです。

「お母さんちょっと認知っぽい症状が出てる気がするよ」

正直最初それを言われた時はショックだったし、ちょっと失礼じゃない!なんて思ったのですが言われてみれば確かに認知症だと言われると納得のいくことがいくつか私の頭をよぎったんです。

【気になったこと】

・お弁当のおかずの味にひどくムラがある→母は料理上手だった

・大福5個などを一人で一気に食べてしまう→食べてない、知らないと言う

・大好きな韓国ドラマを見なくなった・・・

たまたまと思えることもあるけれど、やっぱりそれは後から調べると認知症状初期の典型だったのです。

認知症について調べ始める

認知症というのはもちろん聞いたことがあったけど、近くにそれを経験している人がいなくて私はとにかくネットで調べました。

認知症には段階があること、昔からあった病気だけどそれはほとんどの場合治らないこと、進むことで色々な生活に支障が出てくるくること・・・

調べれば調べるほど目の前が真っ暗になってきました。

そこから病院に行き、検査をして認知症だと診断が出るまでどれもこれも初めての経験。すぐに相談できる人がいないことも、改めて親一人子一人の辛さを改めて実感するのでした。

これからのこと

ブログで綴ってみよう!と始めたもののブログのこのサイトもまだまだスタートライン、試行錯誤しながらブログの記事とともに少しずつ成長していけたらと思っています。

現在高齢者の認知症有病率は16.7%、約602万人で、6人に1人程度が認知症有病者と言えるそうです。誰もが可能性のある病気にも関わらず治癒の薬がないのも辛いところ。

だけど、やっかいな病気ではあるけれど身体は元気なことが多く、上手に付き合えばちゃんと生活を送れるということ。

そんな私なりの考えや、母との生活での工夫をお伝えしていけたらと思っています。

アイデアの交換の場になったりしたら嬉しいですね♪ 今後ともどうぞよろしくお願いします。

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