2022年が始まりましたね、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年末年始は、9連休で私もゆっくり過ごしました、と言いたいところですが普段できない片付けや簡単なお節でけっこうバタバタしてしまいました。
そんな何末年始母と過ごし、年初めに母とテレビを見ていた時に、母が急に言った一言に驚いたお話です。
もくじ
認知症の母はテレビをよく見る
認知症が進んでくると、話の流れがわからなかったり、ドラマで人物が出ていても顔を忘れてしまうので母はあまりドラマを見ません。
よく見ている、というかひとまず音楽がわりのようにつけているのはバラエティーや昼の情報番組が多いような気がします。
それでも、芸人さんが面白いことをいうと一緒に笑ったりしているので、母はまだまだ理解はしているのかなと思っています。
私がドラマを見ていると、「この人はなんでここにいるの?」とかドラマの場面を見て「懐かしいわね~ここよく行ったわ。」(絶対に母はが行ったことない場所)と言ったりするので、落ち着いて一緒にテレビを見ていられません。
そんなある日、母の一言で驚いたことがありました。
ローマ字を読む母
私が年始にYouTubeで可愛い2匹の可愛いカワウソの動画を見ていました。
そのカワウソの動画は前日にも1回母がいるときに見ていて、私自身も前日初めて知ったカワウソくん達でした。
https://www.youtube.com/watch?v=_pwmDbS2858
動画に名前が入っていたので、そのカワウソくん達は”コータローとハナ”という名前だということは少し前に知りました。
でも母に名前を言ってもすぐ忘れてしまうと思ったので、ただただ
「ほら!昨日のカワウソの動画で可愛いのがあるよ」と言ったところ、母が言ったのです。
母「コータローの?」
私「え!?なんで名前知ってる?」
母「だって、書いてあるじゃない」
と母が動画のサムネイルのローマ字「KOTARO」を指差したのです!
私「ローマ字読めるの?」
母「ちょっとぐらいなら読めるよ」
この時ばかりは、母の認知症は良くなってる?なんて思ったのですが、その後のテレビを見ながらの会話は、やはり何度も同じことを聞いたり、知らないことを知ってるかのように話すいつもの母でした。
不思議なのですが、認知症の症状で怪しくなっているところと、あまり変化のないところがあるようです。
年末年始母と過ごしてみて
普段平日の日中は私は仕事で9:00~19:00母がほぼ一人で家にいる状態です。
看護士さんは週2回30分、デイサービスに週1で行っている以外は一人で家にいると、もちろん話し相手もおりません。
人と会話をしたり、散歩をしたりしたほうが認知症の症状には多少効果があるかと思いますが、それはできてない状態でした。
年末年始母とずっと家で一緒にいてみて、いつもより私との会話や食事を決まった時間に出すことで、今回のようにポイントでちゃんと会話を私と成立させることができる場面もちらほらありました。
年始初めからは、看護士さんにもデイサービス以外の日は毎日入ってもらい、リハビリもかねてより母が人と接する機会が増えることで症状の進行が少しでも遅くなるといいなと思ってます。
もちろん、このご時世なのでいろいろ気をつけてですが。
母の介護認定の更新月が3月にあります。現在要介護1の母ですが、今の母の現状だと要介護2になるといいのですが。
その結果はまたこちらでご報告させていただきます。