認知症治療を行う病院を決めた3つのポイント

母の認知症が確定し、気持ちが落ち着かないままではありましたが、前に進むしかありません。

ではいったい治療は何をやっていくのか?という疑問が出てきました。

その中で、検査を受けた病院で継続して治療をする方法が一般的かもしれませんが、そのほかに私が治療をする病院を決めた3つのポイントを書かせてもらいます。

今後直面するかもしれない出来事の参考にしていただけたら幸いです。

ポイント1:その先生を信頼し任せようと思えるか

まずは、もし病院選びに迷ったら以下の方法もあります。私は、近所の方が利用したことがあるという病院を教えてもらい、実際にこれからお伝えする3つのポイントを見て決めました。

これから探される方はご自身の住んでいるところから病院を探すなら、以下の方法もあります。

では、ある程度病院の目星がついたあと実際に決めるまでのポイントをお伝えします。

先生に診ていただくと同時に、こちらも先生を選べるということを念頭に置いておいくといいと思います。

診てもらう立場でこんなことを言うととても上から目線だと思われるかもしれませんが、認知症はどこまで続くかわからない長距離走のようなものだと聞きます。

実際、わたしも検査を受けたのは近所の病院でしたが、今通っているのは駅に近い個人病院にしました。

決して検査をした病院が悪いということではなかったのですが、そこはいかにも病院で、母もいかにも病院という雰囲気に少し抵抗感を感じていたように感じたためです。

現在行っている病院は、自宅からは少し遠いのですが、 バスで15分くらい。

アットホームで「もの忘れ専門」でされているクリニックだったので一度行ってみて、働いている方も優しいアットホームな感じだったのでそちらにしました。

一度足を運んで見学させてもらうというのも、一つの方法かと思います。

ポイント2:通いやすく、土曜日も診察を行っていること

認知症の母が通院するにあたり、やっぱりバスに乗って一人で行くには心許ないので付き添いが必要になります。

その時に、駅から近かったり、自分の仕事の休日に診察をしている病院という条件は重要になってきます。

もし、平日休まなくてはいけないということになると、気兼ねしたり、休みを取りづらかったりすると離職を考えてしまう原因になりかねないからです。

実際、最初に大変で離職をしたわたしが、できることはするけれど、自分の生活を削りすぎてはいけないとひしひしと感じたので、ポイントとしてあげました。

歩ける距離にあれば、それが本当は一番いいのかもしれませんが、認知症治療は基本先生に様子を見ていただき、薬を処方してもらうという大きな処置などはない通院になります。

症状が良くなっているわけではないですが、大きな変化もないため今は2ヶ月弱ごとに1回通院している状況で、付き添う側としては病院にあまり時間が取れなくて助かります。

自分の付き添える時間、曜日などに診察をしているというのはとても重要な要素になるかと思います。そしてどうしても病院を変えたければ変更もできるということを覚えておくと少し気が楽になりませんか?

ポイント3:介護する側も気遣ってくれるか

認知症治療は、本人も大変と同時に介護する側の精神負担も大きいです。

特に、今まで人生の中で周りに認知症の方がいなかった場合は、すべてが未知の世界。

すぐ忘れてしまうため、何度も同じことを聞かれたり、話が噛み合わない、会話のキャッチボールが思うようにいかないのは、思っている以上にストレスになるものです。

だからこそ、そこを理解して「困ったことないですか」「知りたいことあればいつでも電話して聞いてくださいね」という言葉が一言あるだけでとても心強いのです。

母の認知症と大きな病気を同時に起こったときに、離職するしかないなと私が思っていることを話した時も、「あなたの人生だから、全て自分で解決せず自分を犠牲にしすぎないように」と諭してくれて、改めて介護と自分の仕事と生き方を見直すきっかけをくれました。

これらはあくまでわたしの3つのポイントになりますが、現在介護に当たっている方、これから可能性が出てきた方の参考になれば嬉しいです。

みなさんのポイントなどもあればぜひコメントで教えてくださいね。

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