もくじ
40代独身でひとり介護の生活ってどんなの?
現在、母との2人暮らしのわたしは基本一人で介護をしています。
といっても、週に訪問看護が2回、デイサービスが1回を現在は利用中。
勤務場所が近いとはいえ、8時間勤務のためその間は母が一人で家におります。
朝は、自分と母の分の朝食の準備、服が何を着たらいいか自分で気候を考えて着たりができない時があるので、服を用意してあげることも。
その後出勤時間となり、バタバタ出ていくことになります。
帰ってからは、次の日の昼と夜の準備、母の食べた後の片付け、風呂の用意と続きます。
21時になりやっと落ち着いて自分のことをできる時間となりますが、すぐに眠くなる今日このごろです。
自分の時間をあまりゆったり持てないのですが、お子さんのいらっしゃるお母さんもそんな感じではないでしょうか。
週末は仕事がない分、部屋の掃除や溜まった洗濯物をまとめて洗います。
仕事がない分、ゆったりと色々できる時間で自分自身もちょっと心のゆとりが。
何より、母と一緒に食事を摂ることができるので、出来立てを食べさせてあげられるので、一人で食べている時よりよく食べてくれる気がしています。
本当は毎日・・・・と行きたいところですが、一人で母をみているのでできる範囲でしています。
介護の前は、本当に全部母任せだったので急に自分の時間が減ってしまったのは大変ではありますが、まだまだ改善の余地はあると思っています。
一番時間を掛かっているのは食事の用意でしょうか、そこを短縮しつつ栄養のあるものを出せるというのが目下の目標です!
介護をすることは不幸なことか?
介護をしていると、みなさん介護をしている私を気遣ってくれます。
決して楽だとは言えないですし、正直大変です。介護2の状態でこれなので、これからどんどん介護状態が上がっていくともう一人で介護は難しくなってくるでしょう。
本題の不幸なのか?ということですが、結果を先に言うと決して不幸ではありません。
なければないに越したことはないですが、母の介護をすることで食事を作る大変さ、家事などがいろんなことの多岐にわたる作業だということも知ることができました。
今更花嫁修行の一環だ!なんてことは思いませんが、何もしていないまま気づいたら50代とかにならないでよかったなと思います。
母の認知症がわかったことで、同じような立場の方の気持ちも苦労も知ることができました。
どんな経験もすることで視野が広くなったこと、目の前に起きた出来事をなんとか乗り越えていこうとするスタミナ力は上がったと思います。
幸せ!とは言えませんが、おおむね幸せな日々、そして一番母のことを考えているこの時間を大切にしたいと思うきっかけになったと思っています。
大袈裟かもしれませんが、今まで育ててもらった恩返しをちゃんと母にできていることはありがたいことです。
よく耳にするのが、親孝行をしたいと思った時には親はなし。なんてことも、きっと当たり前にあることだと思います。
なので、ちゃんとこういう形で関われるわたしは、きっとラッキーなんです。
介護のマイルールとは
介護をする中で、自分の中で決めたことがあります。
それは、”自分を犠牲にしない”ということです。
わたしはいい意味で適当なところがあるので、ほどよく力を抜いて介護をしているつもりです。
真面目で、一生懸命に人のために尽くす方は自分を犠牲にし相手を優先してしまいます。そうなるともしそれがピークになってしまった時に、わたしの場合だったら母に当たってしまうと思うのです。
だから、そうらないためにわたしは多少自分に甘く、心地よいことを選択するようにしています。
高齢で認知症だと、階段や、火の元、転倒のけがの心配、考えればキリがありません。
もちろん、本当に危険なことは起きないようにしていますが、あれこれ考えても起こる時は起こるし起きないときは起きない。そんなふうに気楽な気持ちでいるようにしています。
冷たく聞こえるかもしれませんが、それで母に何か起っても仕方ないという心持ちでいようと思っています。それを自分のせいにしてしまえば、自分を攻めてしまい本当に何をするにも気になり眠れなくなってしまいそうですよね。
母は母の自己責任で生きている。
そう思うと、少し肩の荷が軽くなる気がします。
介護は先のある母とのかけがえの無い時間、今はわたしが母を支えているかもしれませんがその時間を大切に、だけど背負いすぎないよう、自分のやりたいことを犠牲にせずにのんびり行っていきたいと思います。
同じような立場の方が、少しでも気持ちが楽になってくださったら嬉しいです。
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【おまけ】認知症あるあるギャラリー
あけてビックリ!!
パンを食べようとケースをあけたらこれが出てきた
使い終わって食べたものを入れて捨てようと思ったのにそれを忘れてそのまま冷蔵庫に片付けた母の仕業だな