母が認知症になって食生活を見直しはじめました。娘の私が今できること・・・

認知症の親をお持ちの方は一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

私は一度どころか何度もどうして?何がわかるかった?なんて考えたことは幾度となくあります。

認知症のコレという原因はまだわかっておらず、治療もないのが認知症という病気です。

こう聞くと、少し絶望感もありますがそれでも少しでも何か改善できるのではないかと思いました。

いろいろ調べた中でできることは試してみようと思った食生活の見直しについて今回は書きたいと思います。

44年間の母の食事の定番

わたしの記憶にある限り、うちの家の食事の朝食は必ず食パン、もしくはパン食というのが定番でした。

わたしも、母もパンが大好き!一時は母はパン作りもしていて、焼きたてのいい香りの表面がカリッとして中がふわっとしたロールパンや食パンを食べていたものです。

しかし、最近認知症になる原因の可能性のある食べ物として食パンや糖質が上がれられているのを見つけたのです。

認知症だけでなく、糖質や食パンに含まれる小麦は控えたほうが健康にいいというのは現在よく言われていることですよね。

その原因と言われている、食パンや糖質は私が生まれてきてからの 40年以上ずっとと言えるほど毎朝食パンでした。

そして、おやつも好きで、毎日おやつは何かしら食べていたほど。

大量に食べるわけではないですが、もしそれが母の認知症が原因だとしたら?と考えたのです。

美味しい美味しいと思って食べていたので、パンを悪いものとは考えたくなかったのですが、血糖値が最近高くなってきた母のことを考えて、食パンは血糖値が上がりやすいというのを知って、この機会にあらためて見直そうと思ったのです。

身体は食べたものでできている!とよく言われます。そうだとしたら、ちょっと今まで無意識だった食事が少し怖くなりました。

そこで、日本人本来の和食を朝食に取り入れるようにすることを考えたのです。

日本食の素晴らしさ

日本の昔から言われているいわゆる和食はパーフェクトなバランスのいい食事で日本人にあっている食事なんですよね。

発酵食品(味噌汁や納豆)、魚(サバ、シャケ、さんま)など非常に身体に良いと言われてます。

私は料理が得意じゃないので、味噌汁、納豆、ご飯に焼き魚が和食の定番になってしまうのですが、どちらかというと普段は洋食になりがちなってしまいます。

洋食だと色々メニュー作りやすいのですが、和食だといつも一緒みたいになってしまうのが自分が嫌で洋食に偏りがちになってしまいます。

一汁三菜の食事は理想のまた理想。そして食が細くなった母にはちょっと量が多すぎる。

今は一汁一菜が朝食では精いっぱい。

本当は毎朝とっていた食パンにバターはとっても美味しい!

母もわたしも大好きなんですが、朝食を毎日パンをやめてまずは1週間に2、3回は和食にしたいと思います。

パンって焼いて、ちょっとフルーツやヨーグルトを一緒に出したら朝食になるので便利なんですよね。

時間があまりない時にもさっと用意ができる。

だけど40代のわたしも、いろいろ身体に出てくる年齢でもあるので、母と一緒に健康のことも考えて続けたいと思います♪

今後途中経過で何か変化があったらお知らせしますね。

できることを自分ペースで

母の介護をしている方は、ご自身の親のためにとできることを一生懸命されている方も多いと思います。

少しでもよくなるなら、、、と専門家並に知識をつけていこうとされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

プロの方に任せられることも全てではないので、ご家族の手厚い介護は患者である親も一番安心感があり一番理想の介護かもしれません。

ですが、わたしたちも自分の生活があります。

自分のことを犠牲にして行う介護は本当の意味で介護される側もする側もいいことはありません。

今回のように食事をすべて和食に変えるのではなく、少しずつ無理のない範囲で行うことが何より大事だと感じます。無理は後々響きますからね!

できることを自分のペースでおこなう。

特に認知症の先の見えない長い介護には大事なスタンスではないでしょうか。

ここまで書いておいてなんなんですが、パンを減らすことをお話ししましたが大好きなパンを我慢するでのは意味がないと思います。

食べたい時は食べる!

美味しいと思って食べる心の満足度も忘れてはいけないなと思うのでした。

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